初ゴジ1号を作る~1.離型剤落とし |
ですが新たにコンテンツを起こすより、ここのブログでランダムにやった方が
面白い(ラク?)と思いましてこのような形でやっていくことにしました。
ですから皆さんも「こうした方が楽だ」とか「この方法のほうがいい」
とかありましたら随時コメントしていってください。
こちらでやればその辺のレスポンスも残るのでよりベストな製作法が浮かび上がってくると
思います。
先般のワンフェスで購入したものです。
キャストキットとしては組みやすく、無改造でも良い仕上がりが期待できるキット
ということで入門編としてもピッタリなキットだと思います
さてキャストキットを組むに当たってイの一番にやらなきゃいけないのが、離型剤落とし。
離型剤というのは型から抜く時に型を痛めないように滑りを良くする油みたいなものです。
これを落とさないとサーフェイサーや塗装があとでポロポロ剥れる、なんて悲惨な目に
会いますのでキッチリやらねばいけない工程です。
離型剤を落とすにあたっては色々な方法があります。
オーソドックスなのはクレンザー+中性洗剤を歯ブラシにつけてゴシゴシやるという方法。
本やキットに付属する説明書にも大抵この方法が書かれています。
但し、ゴジラのような皮膚のモールドが入り組んだ素材の場合、落としきれなかったりする場合があります。
また、これだけで落とそうとすると非常に疲れます。大きいキットだと一日じゃ無理。
そこで便利なのが化学薬品を使った方法。
ブレークリーンは本来、車のブレーキに付着した油汚れを洗い流すもので
カー用品店で入手できます。私は2本セット700円弱で入手しました。
シリコンリムーバーも車用のワックス、シリコン落とし。これは同じカー用品店で一本1000円強でした。
これが一番、強力な気もするんですが、値段が高いのと臭いがキツイので私は好きじゃありません。
模型用離型剤クリーナーは最近、出たガイアノーツのもの。
1リットル1000円と今までのものと比べるとかなりお得。
シリコンオフと性質は似てますが、こちらの方がマイルド。その分、洗浄力も弱いみたいです。
これは容器に入れて着け置きして離型剤を落とす、という使用法となります。
で、今回はいつも私が愛用してるブレークリーンとクレンザー磨き併用法でいくことにしました。
ブレークリーンは吹き付けて洗い流すのが本来の使用法なのですが、
それでは心もとないので私は画像のようにポリ袋に入れて着け置きしています。
この時、普通のポリ袋だとゴジラの爪や背びれで穴が開いてしまうので
私は厚手の強化ポリ袋(名前は忘れました)を使っています。
西友で300円弱で購入しました。容器に着け置きだとどうしても液が大量に必要と
なるんですが、これだと必要最低限の量で済みます。
(それでも20㎝クラスのキットで560ml一本近く使ってるんですが)
この状態で揮発しないように袋の口を縛って20分~30分ぐらい放置しておきます。
あまり長時間着け置くとキャストがフニャフニャになる事があるので注意。
さて20分経ったら、クレンザーと台所用洗剤を混ぜたものを歯ブラシに付けて
ゴシゴシやります。
私はこの作業が面倒なので、画像のように電動歯ブラシを使用してます。
電動歯ブラシは1000円弱で購入できるので、けちらずラクしましょう(^^;。
この工程での注意点なんですが、ブレークリーン液は洗い流さず、乾燥させない状態でゴシゴシやってください。
下手に水で洗い流すとかえって油だけ残ってしまうようです。
くれぐれも洗剤を洗い残さないように。
これで今日の工程は終わりです。
次回は組み立てに入ります。