2004年 09月 20日
初ゴジ1号を作る~4.完結編 |
今回でこのキット製作もおしまいです。

今回、仕上げに使用するのはパステル。
これを茶漉し(100円ショップで購入)で粉にして、化粧用のチークブラシ(これも100円ショップで購入)で塗布するわけです。

こんな風に何色か粉にして、適当に混ぜて擦り付けます。
効果を軽くしたい時は柔らかい毛先の筆を、強めにしたい時は固い毛先の筆を使います。
どの程度、色を乗せてどんな感じに仕上げるかは各人の好みで。
塗料でドライブラシするよりメリハリが出にくい分、自然な感じで仕上がります。

尻尾の辺りは節に明るいグレー系のパステルを乗せると効果的。
地面に触れる箇所には黄土色や茶系のパステルを乗せるのが定番ですが、今回は撮影に使用されなかった初ゴジ1号スーツなので軽く乗せる程度にしています。

一通りパステルを塗布し終わった状態。
茶系、緑系、グレー系を中心に乗せていますが、この画像じゃわかりにくいですかね(汗

ツヤを整える&パステルを定着させるため、ツヤ消しスーパークリアを吹いてやります。
距離は最低30cmは離して、サッと吹く程度にしましょう。吹き過ぎると白っぽくなりますから注意してください。

最後に眼を入れてやりましょう。
まずは面相筆を使用してラッカーの白ですっきりと白目を書いてやります。
眼の塗装をどの段階でやるかは仕上がりイメージによります。
私の場合、平成ゴジラは眼球にクリアを吹き重ねたいので一番最初に塗装して、マスキング後に全身の塗装を行ってます。
今回は筆塗りであっさり仕上げたかったので眼球塗装は最後に行いました。

黒目はエナメルのジャーマングレーを使用。エナメル塗料は修正が容易なのが使用した理由。
修正にはエナメルシンナーを含ませたモデリング綿棒で行うと良いでしょう。
眼をうまく書くには集中力と器用さが必要ですが、失敗しても投げ出さずに納得がいくまで修正→書き直しをしましょう。
眼の仕上がりが悪いと折角他の部分が完璧でも台無しとなってしまいますからね。
エナメル塗料が乾いたら、最後にタミヤアクリルのクリアをボテッと乗せてツヤを出します。
塗料はドロドロの状態の方が良いでしょう。薄すぎると涙目になるので要注意。


というわけで初ゴジ1号の完成です。
このゴジラはモノクロ写真しか資料が残っていないので、私のイメージで塗装しました。
「ゴツゴツ、イガイガ感を強調する」「全体的にはモノトーンでありながら生物感を出す」
なんて事を思い描きながら塗ってます。
より鮮明な画像はこちらへどうぞ。
塗装・製作法についてはあくまで自己流です。皆さんの色々なご意見をお待ちしております。

これを茶漉し(100円ショップで購入)で粉にして、化粧用のチークブラシ(これも100円ショップで購入)で塗布するわけです。

効果を軽くしたい時は柔らかい毛先の筆を、強めにしたい時は固い毛先の筆を使います。
どの程度、色を乗せてどんな感じに仕上げるかは各人の好みで。
塗料でドライブラシするよりメリハリが出にくい分、自然な感じで仕上がります。

地面に触れる箇所には黄土色や茶系のパステルを乗せるのが定番ですが、今回は撮影に使用されなかった初ゴジ1号スーツなので軽く乗せる程度にしています。

茶系、緑系、グレー系を中心に乗せていますが、この画像じゃわかりにくいですかね(汗

距離は最低30cmは離して、サッと吹く程度にしましょう。吹き過ぎると白っぽくなりますから注意してください。

まずは面相筆を使用してラッカーの白ですっきりと白目を書いてやります。
眼の塗装をどの段階でやるかは仕上がりイメージによります。
私の場合、平成ゴジラは眼球にクリアを吹き重ねたいので一番最初に塗装して、マスキング後に全身の塗装を行ってます。
今回は筆塗りであっさり仕上げたかったので眼球塗装は最後に行いました。

修正にはエナメルシンナーを含ませたモデリング綿棒で行うと良いでしょう。
眼をうまく書くには集中力と器用さが必要ですが、失敗しても投げ出さずに納得がいくまで修正→書き直しをしましょう。
眼の仕上がりが悪いと折角他の部分が完璧でも台無しとなってしまいますからね。
エナメル塗料が乾いたら、最後にタミヤアクリルのクリアをボテッと乗せてツヤを出します。
塗料はドロドロの状態の方が良いでしょう。薄すぎると涙目になるので要注意。


というわけで初ゴジ1号の完成です。
このゴジラはモノクロ写真しか資料が残っていないので、私のイメージで塗装しました。
「ゴツゴツ、イガイガ感を強調する」「全体的にはモノトーンでありながら生物感を出す」
なんて事を思い描きながら塗ってます。
より鮮明な画像はこちらへどうぞ。
塗装・製作法についてはあくまで自己流です。皆さんの色々なご意見をお待ちしております。
by pasinpasin
| 2004-09-20 22:42
| 製作レシピ等
|
Comments(2)

パシンさん、
製作過程とっても参考になります。
他の人の作り方って滅多に拝見できませんので色々勉強になりますね(^^)今回僕の作り方がパシンさんと比べるとかなりムチャクチャって事が分かりました(笑)
ちなみに塗装は僕の場合、昭和ゴジはとにかくパステルでザラザラにしてやります。
ほとんどをパステルで色味を付けてるって言ってもいいぐらいです。
また、初ゴジの場合、眼は白目を塗った後、軽くホワイトパールなどで光らせてからラッカークリヤーでコートしてエナメルで黒目、と言った具合です。 こうすると何となく眼がギラギラして不気味かな?と思ってやってます。
初ゴジのギャラリーアップ楽しみにしていますよ。
製作過程とっても参考になります。
他の人の作り方って滅多に拝見できませんので色々勉強になりますね(^^)今回僕の作り方がパシンさんと比べるとかなりムチャクチャって事が分かりました(笑)
ちなみに塗装は僕の場合、昭和ゴジはとにかくパステルでザラザラにしてやります。
ほとんどをパステルで色味を付けてるって言ってもいいぐらいです。
また、初ゴジの場合、眼は白目を塗った後、軽くホワイトパールなどで光らせてからラッカークリヤーでコートしてエナメルで黒目、と言った具合です。 こうすると何となく眼がギラギラして不気味かな?と思ってやってます。
初ゴジのギャラリーアップ楽しみにしていますよ。
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>M.Kさん・・・・・・・
ガレキ製作に王道は無い!と思ってますので基本的なことを押さえていれば自己流で良いんじゃないでしょうか。
パステルは昭和ゴジラには欠かせないアイテムですよね。
ただ心配なのは、定着率の弱さです。何年かしたら、色落ちしてたなんてことがあるかもしれません。
今のところそういう現象は起きてませんが、ちょっと心配です。
ガレキ製作に王道は無い!と思ってますので基本的なことを押さえていれば自己流で良いんじゃないでしょうか。
パステルは昭和ゴジラには欠かせないアイテムですよね。
ただ心配なのは、定着率の弱さです。何年かしたら、色落ちしてたなんてことがあるかもしれません。
今のところそういう現象は起きてませんが、ちょっと心配です。