2007年 11月 08日
ゾディアック |
遅まきながらDVDにて鑑賞。
ゾディアック事件というのは70年代前半にカリフォルニアで起きた
未解決連続殺人事件でゾディアックを名乗る犯人がマスメディアを利用して
世間を騒がした初の劇場型殺人事件のことです。
映画「ダーティハリー」のモデルにもなりましたし、神戸の酒鬼薔薇事件の
犯人が崇拝していたことでも有名。
まず印象的だったのが、70年代チックな映像の質感。
まさに「タクシードライバー」とか「ダーティハリー」の空気感です。
70年代アメリカンシネマ好きな私としては一気にこれで引き込まれました。
物語のほうは事件の謎解きというより、事件にとらわれた関係者の
破滅を描いた物語といった趣です。
前半こそゾディアックの凶行を淡々と描いていくんですが
ここは怖いというよりむしろ牧歌的だったりします。
最近の現実の異常殺人に慣らされてしまったせいでしょうか。
そして事件解決の糸口が見えないまま、映画は淡々と進み、
映画の中盤で『ダーティーハリー』を関係者たちが見に行くシーンが出てきます。
既に事件が世間的に風化しており、ネタと化していることを象徴するシーンです。
並みの映画なら、ここで終わるというパターンもあると思うんですが、
この映画は以降も淡々とそして延々と事件を追っていきます。
後半に描かれるのは、事件にいつまでも拘り続ける主人公のイラストレーターの狂気。
ゾディアック自身がもう殺人に興味を失ってしまったのに、
そして専任の刑事すら過去の事件と割り切っているのに、彼は家族を捨ててのめり込む。
そしてついに彼は真犯人と思われる人物にたどりつき、対面するんですが
主人公は何のアクションも起こさず立ち去ります。
結局、重要参考人=犯人?は病死し、事件は迷宮入りします。
映像も物語も非常に70年代チックな作品でした。
あの頃のイノセントな空気感が好きな方には是非おすすめしたい映画です。
ゾディアック事件というのは70年代前半にカリフォルニアで起きた
未解決連続殺人事件でゾディアックを名乗る犯人がマスメディアを利用して
世間を騒がした初の劇場型殺人事件のことです。
映画「ダーティハリー」のモデルにもなりましたし、神戸の酒鬼薔薇事件の
犯人が崇拝していたことでも有名。
まず印象的だったのが、70年代チックな映像の質感。
まさに「タクシードライバー」とか「ダーティハリー」の空気感です。
70年代アメリカンシネマ好きな私としては一気にこれで引き込まれました。
物語のほうは事件の謎解きというより、事件にとらわれた関係者の
破滅を描いた物語といった趣です。
前半こそゾディアックの凶行を淡々と描いていくんですが
ここは怖いというよりむしろ牧歌的だったりします。
最近の現実の異常殺人に慣らされてしまったせいでしょうか。
そして事件解決の糸口が見えないまま、映画は淡々と進み、
映画の中盤で『ダーティーハリー』を関係者たちが見に行くシーンが出てきます。
既に事件が世間的に風化しており、ネタと化していることを象徴するシーンです。
並みの映画なら、ここで終わるというパターンもあると思うんですが、
この映画は以降も淡々とそして延々と事件を追っていきます。
後半に描かれるのは、事件にいつまでも拘り続ける主人公のイラストレーターの狂気。
ゾディアック自身がもう殺人に興味を失ってしまったのに、
そして専任の刑事すら過去の事件と割り切っているのに、彼は家族を捨ててのめり込む。
そしてついに彼は真犯人と思われる人物にたどりつき、対面するんですが
主人公は何のアクションも起こさず立ち去ります。
結局、重要参考人=犯人?は病死し、事件は迷宮入りします。
映像も物語も非常に70年代チックな作品でした。
あの頃のイノセントな空気感が好きな方には是非おすすめしたい映画です。
by pasinpasin
| 2007-11-08 12:27
| 映画
|
Comments(3)
現実世界の異常な殺人犯のなかの一人にエド・ゲインがいます。
このエド・ゲインは人の皮や骨で家具を作ったりマザコンな癖があったりと「サイコ」や「悪魔のいけにえ」といった名作ホラーに影響を及ぼしています。
「悪魔のいけにえ」が生まれたのは70年代ですよね。
70年代は他にもチャールズ・ホイットマンなどの殺人鬼が君臨した時代でもあったわけです。
チャールズ・ホイットマンはゾディアックと同様サソリのモデルでもあります。
現実の恐怖は映画に影響を及ぼします。
これはゴジラ映画でも同様なのかもしれません。
すぐれた娯楽映画(恐怖映画にしろ活劇映画にしろ)は時代に即したものを指すのではないでしょうか?
このエド・ゲインは人の皮や骨で家具を作ったりマザコンな癖があったりと「サイコ」や「悪魔のいけにえ」といった名作ホラーに影響を及ぼしています。
「悪魔のいけにえ」が生まれたのは70年代ですよね。
70年代は他にもチャールズ・ホイットマンなどの殺人鬼が君臨した時代でもあったわけです。
チャールズ・ホイットマンはゾディアックと同様サソリのモデルでもあります。
現実の恐怖は映画に影響を及ぼします。
これはゴジラ映画でも同様なのかもしれません。
すぐれた娯楽映画(恐怖映画にしろ活劇映画にしろ)は時代に即したものを指すのではないでしょうか?
0
70年代になるとジェフリーダーマーとかヘンリールーカスとか
更に凄いシリアルキラーが出てきて現実が映画を凌駕するようになりましたね。最近はアメリカよりロシア、韓国あたりのほうが凄い話を聞きます。それに比べると日本はまだ安全ですね(^^;
更に凄いシリアルキラーが出てきて現実が映画を凌駕するようになりましたね。最近はアメリカよりロシア、韓国あたりのほうが凄い話を聞きます。それに比べると日本はまだ安全ですね(^^;
韓国といえばカルト教団や連続女性殺人犯もいたそうで。
どこの国も物騒でいけませんね。
>それに比べると日本はまだ安全ですね(^^;
事実、ここ最近は少年犯罪が減っているそうです。
(詳しくは犯罪白書を参考にしてください。)
しかし、中高年による犯罪は増えているとの噂もあります。
油断は出来ませんね。
どこの国も物騒でいけませんね。
>それに比べると日本はまだ安全ですね(^^;
事実、ここ最近は少年犯罪が減っているそうです。
(詳しくは犯罪白書を参考にしてください。)
しかし、中高年による犯罪は増えているとの噂もあります。
油断は出来ませんね。
